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最近増えていて、困っている財産は?

(一社)かんさい相続サポートセンター大阪本部の中野です。

 

相続財産は、マイナスの財産でなければ、少しでも遺しておいてあげたい。

 

そう思う方も多いでしょう。

 

しかし、実際には遺された遺族の方で「困ったなぁ・・・」という

ことになりかねない財産があります。

 

今までは、分け方が難しかったり、持っていてコストがかかって

しまう不動産で困っている相談者が多かったのですが、

最近、「相続した財産で困っている」という相談で多い財産があります。

 

株や投資信託を持ってませんか?

 

それは、株式や投資信託です。

特に銀行でも販売が解禁されている投資信託を引き継いだ方が

増えているように思います。

 

株式や投資信託の場合、銀行や証券会社は、相続人に

新規で口座を開設してもらい、その銘柄のままで引き継ぐ

手続きを行います。

 

決して現金化しては引き継ぐことはできません。

 

もし現金化したいとなると、一旦自分の口座を開設し、

銘柄を引き継ぎ、そのあと売却となります。

 

営業マンに惑わされないように!

 

「投資信託のことなんかわからないから売却してしまおう」

 

と思っていても、営業マンに話をすると、

 

「今、こういう商品が販売されていてすごく人気です。

すぐに使われないのであればいかがでしょうか?」

 

と商品を勧めてきます(苦笑)

 

また、株式や投資信託を引き継いだときに、

 

「母が持っていたものだから・・・」と形見のように

思えてしまい、売却ができない・・・なんていうお話を

聞くこともあります。

 

判断できるのは遺すあなた自身

 

遺した人達に煩わせたくないと思うのなら、金融商品は

持たないか、持ってもすこしにしておいた方が遺族のために

なるかもしれません。

 

もし、分配金などの楽しみを続けたい人は、

もしもの時に「誰に譲るか」「どうして欲しいのか」をしっかり

伝える事が大事です。

今から口頭で伝えておくこともいいでしょうし、

遺言書にして形にしてもいいでしょう。

 

財産を遺してあげるのは、あなたの愛情が深いからだと思いますが、

遺すだけが愛情ではありません。

あなたの遺志をしっかり遺言書などで遺すことで、

遺された人の面倒を減らしてあげるのも愛情だと思います。

 

どのような形で遺すのがいいのか、今の資産を組み替える場合

どのように組み替えればいいのか・・・。

 

わたしたち4人の専門家がアドバイスさせていただきます。

 

お気軽にお問合せください。