組織概要

考え方と想い

団体設立の想い：ファイナンシャルプランナーとしてお客さまの生活設計をしていく中で、お客さまのご両親やご親族の相続問題に接的にサポートしていたところ、2012年、2013年と立て続けに私自身の親族が亡くなり、相続の手続きを行いました。

相続の手続きの煩雑さは元より、「こういう準備をしておけばもっとよかったのに・・・」と思うと共に「祖父や叔母はどのようにしてほしいと思っていたのかな？」など、亡くなった者への想いに馳せることがありました。

遺され家族に想いを遺す・・・とても大事なことなのに、なかなかできていないのが実情だと思います。

相続というと、「財産をどのように分けようか」「税金を少しでも減らしたい」と財産の継承だけが取沙汰されることが多いですが、それだけでなく、技術や想いも継承されるようなお手伝いができればと思っています。

当法人は遺す人、遺される人の想いと想いをつなぐ架け橋となる心のある資産継承のお手伝いをさせていただくために心のある専門家4人で設立しました。当法人を通じて一人でも多くの方の想いをつなぐお手伝いができればと思います。

考え方と想い

私の実家は年に数回、法事をする家系です。そのため、小さい時から「ご先祖様に手を合わせる」という事を分けもわからずやっていました。しかし、物心が付き始めた頃から、何かと理由をつけては法事をないがしろにしていました。

そして、月日が経過し、私も初めて子どもを授かりました。出産に立ち会い、人生で一番の感動を経験し、命の尊さを肌で実感しました。

子どもを授かり自分も親になって、初めて両親の有難みがわかるようになり、それと同時に、亡くなったお爺ちゃんやお婆ちゃんの事も想い出しました。「あんなに優しかったお爺ちゃんや婆ちゃんに、なんでもっと孝行しなかったんだろうと・・・。」

恥ずかしい話ですが、今まで私は、司法書士という法律のプロという立場から法律的な正しさだけを求めていました。そんな中、子どもを授かり、一般社団法人かんさい相続サポートセンターを立ち上げた仲間と出会い、相続とは「形の無い、想いや理念を継承する事も大事」と考えるようになりました。

一般社団法人かんさい相続サポートセンターでは「孫子の代まで引き継がれる宝物となる遺言書」をご相談者の方との協同作業で作成して行きたいと強く想っています。

考え方と想い

私は、税理士という仕事柄、大切な財産を大切な家族に引き継ぐお手伝いをしています。しかし、時には財産をめぐって、家族が揉める場面にも多く遭遇してきました。財産があれば残される家族が幸せになれるのではありません。財産があるからこそ不幸せになる事もあるのです。その度に思います。

大切なのは、形あるものだけを残すのではなく、形のないものにこそ価値があり、想いを残し、家族や仲間との絆を作り、残された家族がいつまでも心豊かに幸せを感じる事が出来る事。そんな『相続』をお手伝いしていきたいと考えています。

相続は、個別性が強く『相続には正解はない』と言われるくらい難しく、判断しがたい事案も多い為、多様な視点で物事をとらえる目線と高度な専門知識が必要となります。

一般社団法人かんさい相続サポートセンターでは、私と同じ思いと、高度な専門知識を持ったメンバーが、次世代へ円滑に想いと財産を引き継ぐお手伝いをいきたいと考えています。想いを遺す方と遺された家族の笑顔のために！！