私達の業務に当たる上での心構え
みなさん!こんにちは!
一般社団法人かんさい相続サポートセンター
専務理事の廣森良平です。
当法人は、
FP(ファイナンシャルプランナー)兼
相続診断士、司法書士、税理士、行政書士で構成されおり、
全員が「お金」と「法律」のプロフェッショナルです。
さて、
ここでみなさんにご質問です!
FP(ファイナンシャルプランナー)
相続診断士
司法書士
税理士
行政書士が、
具体的にどのような仕事をしているかご存知ですか?
恐らく、
「税理士はわかるけど、行政書士と司法書士ってどう違うの?」
という方がほとんどだと思います。
そこで、
司法書士・行政書士・税理士・相続診断士という士業、
FP(ファインナンシャルプランナー)の
具体的な仕事についてのお話は、追って、じっくりとお話するとして、
私達全員が専門業務に当たる上での心構えについて、
以下のとおり、お話して行きたいと思います。
ところで、皆さん、
「四苦八苦」という言葉をご存知ですか?
「四苦八苦」とは「生老病死」と言って、
「生きる」・「老いる」・「病む」・「死ぬ」と言う、
四つの苦しみの事を言います。
そこで、「四苦八苦」という言葉を分解すると、
「四苦」と「八苦」となり、
九九で言うと「四苦」は4×9=36、
「八苦」は8×9=72となります。
さらに、
36と72を足すと108になります。
それでは、皆さん!
「108」とは、どう言った数字かご存知ですか?
そうです!
除夜の鐘を鳴らす回数、
つまり、人間の煩悩です。
皆さんもご存じのとおり、
人間とは、生きている間に色々な煩悩(金銭的・精神的な悩み全般)に
悩まされる生き物です。
つまり、
人間とは「生」きている間に、
色々なトラブルに巻き込まれ、
色々な悩み事がつきまといます。
具体例を挙げると
「交通事故・高額な買い物(不動産売買等)・詐欺等」
です。
また、トラブルが発生したか否かにかかわらず、
人間が生きていくためには、
常に、「お金」の問題が付きまといます。
そう言った時には、やはり「法律」の知識や、
「お金」知識が必要となります。
次に、
「老」いて行くにつれ、
やはり人間が意識する事は
「次世代への財産の承継・相続対策・遺言書作成」
です。
そう言った時にも、
「法律」の知識が必要となってきます。
さらに、
具体的な相続対策となると
相続対策金融商品と言った
「お金」に関する知識も必要となります。
そして、
人間は「老」いて高齢になると判断能力が乏しくなり、
「認知症」と言う「病」に侵される事もあります。
そう言った時には、
成年後見制度という「法律」の手助けが必要になってきますし、
健やかな老後の生活を考えると、
老後生活資金のプランニングと言った
「お金」の知識も必要となってきます。
最後に、
人間が「死」を迎えると「相続が開始」され、
「遺産分割協議・相続登記・相続税の申告」
といった「法律」の手助けが必要となってきます。
また、
納税資金をどのように捻出するかという
「お金」の知識も必要となってきます。
いかがですか?
人間というものは、
常に「お金」と「法律」が付きまとうものだと
ご理解いただけたかと思います。
以上をまとめると、
「法律」に携わる士業、
「お金」に携わるファイナンシャルプランナーの仕事とは
「人が四苦八苦しながら生きていく上で、
悩まされる煩悩を少しでも和らげる事」だと、
私達は常々思っております。
では、
「具体的にどうするのか?」と言うと、
それは「お坊さん」の様に成り切る事です。
理由は、
人は悩んだ時、お坊さんに打ち明ける事があります。
そして、お坊さんは相談を持ちかけた人のお話をじっくりと聞き、
最後に、最低限のアドバイスしかしません。
でも、相談を持ちかけた人は
心が晴れ晴れとして悩みが解決し、
煩悩から解放されるわけです。
以上より、
士業・ファイナンシャルプランナーとは、
お客様に対して難しい言葉で一方的にお話するのではなく、
お坊さんの様にお客様のご意見に対してじっくりと耳を傾け、
簡単で分りやすい言葉でお客様の悩みを解決に導く、
そんな有難い存在でありたいものです。
次回からは、
相続にまつわる「法律」「お金」のよもやま話を中心に、
分りやすくお伝えして行きたいと思います。